2016/11/18
インスタジェニックな写真が撮れる構図テク
ギャザリングのおいしい思い出をシェアする場として大人気なのが写真に特化したSNSサービス「Instagram(インスタグラム)」。今回は料理の写真にフィーチャーし、スマホでインスタジェニックな写真が撮れるオススメの構図をレクチャーします!
三分割法:写真で押さえておくべき基本中の基本!
まず覚えてほしいのは、三分割法です。具体的には、画面を縦横それぞれ1/3ずつに区切って分割し、4本の線が交わる点、または4本の線のいずれかのライン上に被写体を配置するという、写真の世界では最も基本的な構図の1つです。
たとえば、上の写真のように撮りたいものをあえて中心から少しズラすことで画面に効果的な余白が生まれ、写真全体に奥行きや変化が出て、バランスの良い構図になります。
ちなみに3分割のラインは、iPhoneの設定の「写真とカメラ」→「グリッド」をオンすることで表示することができます。
Androidの場合は、カメラから設定を開いて「ガイドラインを表示」でOKです。
※機種によって異なるので確認してみてください。
料理が3皿あったら試したい鉄板「S字構図」
次にご紹介するのがS字構図。これは、画面内にS字のラインをつくることにより、遠近感を出したり、曲線の美しさを強調できる撮影方法。
料理をはじめとしたテーブルフォトでは鉄板と言われる構図ですが、このとき
ちなみに、写したい被写体の数が2つの場合は、右上がりになるよう斜めに並べるのが鉄則。レストランのメニューも、右上がりになっていることが多いので、チェックしてみましょう。
身近なところから良い構図を身につける訓練をするのが、インスタジェニックな写真への近道かもしれません。
食器の端は切って、片側と上方に余白をつくる
カメラ初心者の方は、お皿の端から端までを全て写し、被写体を中央に据えた「日の丸構図」でよく撮ってしまうのですが、これではのっぺりしておもしろ味のない写真になってしまいます。
そこでオススメしたいのが、食器の端を切るように写す方法。被写体を左か右のどちらかに寄せて、片側と上方に余白をつくるだけで一気にオシャレ感が増します。
背景は無地でも構いませんが、料理の写真は茶色くなりがちなので、差し色として明るい色のテーブルクロスの上などで撮影すると良いかもしれません。
まとめ
- 画面を「3分割」したライン上に撮りたいものを配置する
- 3つの料理を並べるときは、カーブや「S字」が画面中央もしくは対角線上に来るように配置する
- 被写体を左か右のどちらかに寄せて、片方と上方に余白をつくる
「写真の構図」と聞くと身構えてしまいがちですが、ほんの少しのコツを覚えるだけで、センスの良い写真が撮れるようになります。
素敵な写真をカメラロールに収めるだけじゃもったいない。ギャザリングでのおいしい思い出をInstagramにアップして、その場に来た人にも来られなかった人にもシェアしてみませんか?