2016/11/22
冬はやっぱり鍋!ギャザリングが盛り上がる鍋レシピ
寒くなってくると食べたくなるのは、やっぱり鍋料理ですね。大人数分でも簡単に準備できて、熱々のまま、みんなでつついて食べられる鍋料理はギャザリングにピッタリ。そこで今回は、冬においしい旬の食材を使った、おすすめの鍋レシピをご紹介します。
かきの土手鍋:自分好みの味に味噌を溶かしながら堪能できる!
土手鍋は、鍋のふちに土手のように味噌を塗り、それを溶かしながらいただく鍋料理のこと。味噌を崩しながら好みの味に調整して食べるのも楽しいですし、自分の器に味噌を取り分け、個別に味を調節して食べることもできます。
この鍋のメイン食材のかきは秋から冬が旬。高タンパク低脂肪で、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含み、「海のミルク」などとも呼ばれています。
味噌はアンチエイジング効果があると言われているビタミンEをはじめとしたビタミン群や大豆由来のイソフラボンなどが含まれ、旨味もたっぷり。かきとの相性もよく、どちらの旨味も引きたててくれますよ。
<材料>6人分
- かきのむき身 600g
- しらたき 1玉
- 長ねぎ 2本
- 春菊 1束
- しいたけ 12個
- えのき 1袋
- 焼き豆腐 1丁
- にんじん 1/3本
- A
- 味噌 300g
- 砂糖 50g
- 卵黄 2個
- 酒 1カップ
- みりん 1/4カップ
- 昆布だし 1リットル
- おろししょうが 少々
<作り方>
- 具材を準備する。かきはざるに入れ塩を加えた冷水につけてふり洗いする。
- しらたきは、多めの塩をふってもんで洗い、水気を切って食べやすい長さに切る。
- 長ねぎは斜め切り、春菊は葉先を摘み、しいたけは石づきを取ってかさに飾り包丁を入れる。えのきは石づきを取り、小房に分ける。焼き豆腐は食べやすい大きさに切る。にんじんは花形に抜く。
- Aをよく練って混ぜ、大きめのフライパンのふちに塗り付ける。昆布だしを入れて熱し、[1.][2.][3.]を入れて煮たったら、おろししょうがをかけ、ふちの味噌を少しずつ溶かしながらいただく。
白だし餃子鍋:スタミナ鍋で元気をチャージ!
にんにくや鷹の爪をプラスして、ピリッと辛みをきかせた白だしに、ニラや豚バラ肉、そして餃子を入れたスタミナたっぷりの鍋。何かと忙しく疲れがたまりがちの、これからのシーズンにはピッタリです。
ニラやにんにくに含まれるアリシンという成分は「スタミナアップ成分」ともいわれ、「疲労回復のビタミン」といわれるビタミンB1の吸収を助ける働きもあります。ビタミンB1を含む豚肉と一緒にとると、どちらの栄養の吸収率も上がるおすすめの食べ方です。
餃子は市販の冷蔵品や冷凍品でもいいですが、みんなで一緒に餃子を手作りするところから始めても楽しく、会話が弾みますよ!
白だしが効いているので、そのままでもおいしいですが、ポン酢やポン酢とごまだれを合わせたタレなどをつけても、さっぱりいただけます。
火の通りが早い具材ばかりなので、大きめのフライパンで手軽にできますよ。
<材料>6人分
- 白菜 4枚
- 長葱 1本
- ニラ 1束
- ちんげん菜 1束
- 豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 300g
- 餃子(市販品) 30個〜40個 (お好みで)
- にんにく 薄切り 2個分(市販のニンニクチップでも可)
- 鷹の爪 1本
- 水 1.2L
- 白だし 90ml
- タレ
- 煮汁 大さじ5
- ごまだれ 大さじ1
- ポン酢 大さじ1
<作り方>
- 具材を準備する。白菜は5cm幅に切る。長ねぎは斜め切り、ニラとちんげん菜は4cmの長さに切る。豚バラ肉は3〜4等分に切る。
- タレの材料を小さめのボウルで混ぜ合わせ、器に分ける。
- 大きめのフライパンに水と白だしを入れ加熱する。薄切りにしたにんにくと、種を取って輪切りにした鷹の爪を入れる。
- [1.]が煮立ったら、[2.]を煮て、タレをつけていただく。
トマト鍋:パスタソースとめんつゆの絶妙なマッチングでおいしさUP
簡単に味が決まるトマトアジベースのパスタソースとめんつゆを使うのがコツ。洋と和の味わいですが、これが絶妙にマッチしておいしさを引き出します。
深さのあるウォック鍋なら、ロールキャベツやパスタなどボリュームのある具材も一緒に煮込めるのでギャザリングにおすすめ。細めのパスタは、最初から加えても、しめで加えてもおいしく食べられますよ。
野菜は冬に旬のものを入れましょう。たとえばブロッコリーは1年中出回っていますが、実は11月から3月が旬でビタミンやミネラルが豊富なので、彩りも栄養もとれて鍋にピッタリの食材です。
<材料>6人分
- パスタソース トマト&バジル 2びん
- 水 1.5L
- めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 150ml
- ロールキャベツ(市販品) 6個
- ソーセージ 12本
- 玉ねぎ 1個
- しめじ 1株
- ブロッコリー 1株
- クレソン 1束
- モッツァレラチーズ 2個
- 細めのパスタ 1袋
- オリーブオイル 大さじ1
- 粗びきこしょうまたは粉山椒をお好みで
<作り方>
- 具材を準備する。ソーセージは3~4本切れ込みを入れる。玉ねぎは薄切りに、しめじは石づきを取り小房に分ける。ブロッコリーは小房に分け、下ゆでをしておく。クレソンは1/2長さに切る。モッツアレラチーズは8㎜幅の輪切りにする。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、[1.]の玉ねぎを炒める。うっすらときつね色になったら水を注ぎ、沸騰したらパスタソースを入れる。再び沸騰したらめんつゆも加え味を整える。
- ロールキャベツと[1.]の具材を[2.]のスープで煮る。パスタは乾麵のまま、お好みのタイミングで入れ表示時間煮込む。おいしい風味づけに、オリーブオイル適量加える。食べるときにお好みで、粗びきこしょうや粉山椒をかけていただく。
まとめ
何を入れてもおいしく食べられる鍋料理ですが、ギャザリングの場合は参加者の好みやアレルギーの有無などを確認しておくと安心です。
最近は市販の鍋スープのバリエーションも豊富なので、いろいろな味にトライできます。また、みんなで具材を持ち寄っていろいろ試してみるのも、スリリングで盛り上がる鍋ギャザリングになりそうですね。
※お手持ちの調理器具によっては、本レシピ掲載のものから多少調理時間が前後する場合がございます。