2016/11/08
インスタのフィルタなしでもキレイに撮れる!スマホ撮影機能使いこなし術
高画質な写真が気軽に撮れるスマホカメラ。ギャザリングをはじめとしたパーティーシーンでも活躍してくれますが、機能をすべて使いこなせている人は意外と少ないのではないでしょうか。実は、スマホの機能だけでもオシャレな写真を撮ることはできますし、それをInstagramのフィルタで加工すれば、さらにクオリティ高い写真に仕上げられるんです。
そこで今回は、スマホの撮影機能をフルに使いこなすHow toをお伝えしていきます!
明るさを自動調節してくれる機能:HDR
「HDR」は明るさを調整した写真に仕上げる機能。明るいところと暗いところの差が大きい場所などで撮影する場合に役に立ちます。
HDR機能を使うにはHDRモードに設定し、シャッターを押す前に画面の被写体をタップ(画面を指でさわる)すると、そこにピントが合い、同時に被写体に最適な明るさに自動調節されます。
これだけで、白飛びしている部分の明るさを抑えたり、暗くて見えにくい部分を明るく調節してくれるので、細かな調整が苦手な人でも安心です。
HDRモードは通常の撮影に比べてシャッターを切るまでに少し時間がかかるため、被写体に動きがあるときはブレやすいので注意が必要です。
逆にこれを利用して、スマホを左右に振りながらシャッターを切ると、撮影条件によってはスローシャッターを切ったときのように被写体が流れたような演出もできます。ユニークな写真を撮るためのレパートリーが増えれば、SNSにアップして友達と盛り上がるきっかけにもなるので、ぜひ試してみてください。
暗い場所ではまず光源を探そう
夜景と一緒に記念撮影したいときや、薄暗いパーティー会場などでは、フラッシュが一番の方法だと思っている人もいるかもしれません。しかし、フラッシュを使うと被写体以外の背景が黒くつぶれてしまうので、夜景を撮るときなどは実は不向きです。
暗い場所でも、背景も被写体もしっかり映したいときは、「光源」を探しましょう。例えば水族館なら明るい水槽に顔を近づけて、夜景スポットなら街灯の下や被写体と同じくらいの高さがある明かりの近くで撮影すれば、背景も一緒に写すことができます。
明かりを探すときに気を付けたいのが、光の当たる向き。背中側に当たると逆光になり、かえって暗くなってしまうので、顔に光が当たる場所を探しましょう。フラッシュよりも自然な写真に仕上げることができますよ。
ピントと明るさ設定を固定してくれる、AE/AFロック
窓やイルミネーションなど、強い光源がある場所では、うまくピントや明るさが合わない場合があります。そんなときは「AE/AFロック」を使ってみましょう。
AE/AFロックとは、明るさとピントの設定をロックしてくれる機能。画面をタップしてしばらく指を乗せておくと、画面にロックの表示が出て(iPhoneの場合)、タップしたところに最適なピントと露出になって固定されます。ピントや露出などの設定は画面上で調整することができます。
おしゃれに撮るコツとして、例えば手前の物にピントを合わせてロックしてから撮れば、遠くにあるものがボケて写り、遠いところにピントを合わせてロックすれば、手前のものをぼかすことができます(上画像参照)。AE/ AFロックをマスターして、一眼のようなSNS映えする写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
スマホ内蔵カメラの基本機能をきちんと使いこなすだけでも、オシャレな写真が撮れるんです。今回ご紹介したもの以外にも設定や機能があるので、色々試してみて撮影テクニックを磨いてみてください。
カメラの基本機能を活かした写真が撮ってInstagramのフィルタ機能などでさらに加工すると、いっそうクオリティの高い写真に仕上がります。それをSNSなどにアップすれば、パーティーに参加した人とは「またパーティーをしようね」と盛り上がれたり、来られなかった人からは「私も参加したい」と言ってもらえるきっかけになるはず。