2016/12/06
フランス流0次会「アぺロ」にオススメなレシピ:アフター5はこれで決まり!
「アペロ」という言葉を聞いたことはありますか?アペロは0次会のようなもので、フランスでは若者たちを中心に、夕食前に簡単なおつまみとお酒を仲間と楽しむスタイルとして定着しています。
今回は、そんなフランスの0次会・サク飲み文化のアペロについて紹介します。是非ホームパーティーやギャザリング前のサク飲みの参考にしてみてください。
アペロとは
アぺロ( apéro)とは、食事や飲み会の前に少人数で簡単な料理とお酒を楽しむフランスの文化で、食前酒の意味の「アペリティフ(apéritif)」というフランス語の略です。
フランスでは毎日のように家族や友人とアペロしており、日本で言う「お茶しよう!」や「軽く一杯どう?」のような感覚で、「アペロしない?」と声をかけて誘います。
アペロの起源
アペロは、19世紀ごろのフランスで食欲増進や会話を弾ませるために食前にお酒を飲んだことからきていると言われていますが、当時は貴族などの富裕層のみがたしなむ習慣だったようです。
その後、1940年代になってから庶民にもアペロが普及していき、フランス人の文化として定着していきました。
毎年6月の第一木曜日はアペリティフの日
アペロ文化を普及させようと、フランス農業・農産加工業・林業省が2004年に毎年6月の第一木曜日をアペリティフの日と提唱し、世界各地でイベント行われており、日本でも東京や横浜、京都、福岡などの都市で開催されています。
自宅で友人とのアペロにぴったりなレシピ
アペロには、ドリンク片手に気軽につまめる料理がぴったり!今回は30分で作れる簡単なレシピを3品ご紹介します。是非トライしてみてください!
チーズせんべい
ピザ用チーズをフライパンで焼くだけの簡単レシピ。
アーモンドや青のりなど、チーズに合いそうなものならなんでもOK!友人とトッピングを持ち寄って一緒に作るのも盛り上がるポイントですよ。
チーズをフライパンで焼く際は、クッキングシートを使えばフライパンが焦げにくくなります。また、コーティングされたフライパンであれば、焦げずに作れて便利ですよ。
できあがった煎餅は、麺棒などで軽く押して巻いてあげると手で取りやすくなるので、試してみてください。
<材料>4人分
- チーズ煎餅
- ピザ用チーズ 200g
- 黒こしょう 適量
- トッピング
- 黒ゴマ
- アーモンド
- パセリ
- 青のり
etc
作り方
- チーズ、パセリはみじん切りにし、アーモンドは細かく砕いておく。
- フライパンにクッキングシートを敷いてチーズを丸い形になるように置いて、トッピングを乗せて、フタをして中火で加熱する。
- チーズがふつふつしてきたらフタを取り、茶色く色づいて固まってきたら裏返す。
- 裏面を軽く焼いたら取り出し、お好みで麺棒に押し付けて形を作る。仕上げに黒こしょうを振る。
温野菜いろいろと3種のディップ
アペロでは、つまようじなどで簡単に食べられるレシピが大活躍。
温野菜は一口大にカットして蒸すだけですし、ディップはフードプロセッサーで混ぜるだけなので、急に自宅でのアペロ開催が決まっても手軽にさっと作れます。もちろん、市販のマヨネーズなどでもOK!
今回ご紹介する野菜のほかにも、ジャガイモやニンジン、アスパラ、かぼちゃなどもオススメです!
アペロだけでなく、普段のギャザリング・ホームパーティーのおもてなしメニューとしても使えるので、覚えておくと便利なレシピ。
<材料>6人分
- 温野菜
- かぶ 5個
- ブロッコリー 1個
- 黄色パプリカ 1個
- カリフラワー 1個
- ラディッシュ 1把
- ディップ
- 手作りマヨネーズ
- 卵黄 2個
- レモン汁 大さじ1と1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- 塩 小さじ2/3
- こしょう 少々
- サラダ油 120cc
- 白ごまマヨネーズ
- 手作りマヨネーズ 全量の1/3
- すりごま(白) 大さじ2
- バジルソース
- 手作りマヨネーズ 全量の1/3
- バジル 3枝
- にんにく 小ひとかけ
- パルメザンチーズ 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ1
- 手作りマヨネーズ
作り方
- かぶは葉を落として皮を厚めにむき、縦半分に切る。カリフラワー、ブロッコリーは小房に分け、ブロッコリーの芯の部分はまわりの硬い部分を除いて乱切りにする。ラディッシュは葉を落として縦半分に、黄色パプリカは2cm角に切る。
- ラディッシュと黄色パプリカ以外の1の野菜を約15分蒸す。
- 「手作りマヨネーズ」は、材料をフードプロセッサーに入れ、乳化するまでかくはんする。その後1/3ずつに分けて「白ごまマヨネーズ」「バジルソース」の材料を加え、更にかくはんする。
- 2の温野菜と、ラディッシュ、黄色パプリカを皿に盛り、3を添える。
野菜の炒めピクルス
材料をフライパンで炒めるだけで作れる簡単ピクルス。漬けこむ時間も不要なので、短時間でできちゃいます。
いろいろな野菜が入ったピクルスは彩りも華やかですし、何個食べても食事の前にお腹がいっぱいになりにくいので、アペロにぴったりです。
<材料>4人分
- 大根 5cm
- セロリ 1/2本
- ニンジン 1/2本
- ペコロス(プチオニオン) 8個
- カリフラワー 100g
- パプリカ(赤・黄) 各1個
- ローリエ 1枚
- 粒こしょう 5粒
- 酢70CC
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- サラダ油 大さじ1
作り方
- 野菜はすべて一口大に切る。
- フライパンに油を入れ、野菜は硬い順にフライパンで中火で炒めていく。全体に火が通ったらフタをして弱火で2分ほど加熱し、焦げないように混ぜたら、再度フタをして2分加熱する。
- 2に調味料とローリエ、粒こしょうを入れ、フタをして弱火で10分加熱する。その後フタをあけて全体をざっくり混ぜたら、火を止め、フタをして余熱で5分ほど蒸らす。
まとめ
アペロは、まだ日本ではなじみのない文化かもしれません。しかし、ここ最近アペロを取り入れる女子が増えてきているようなので、仕事の後やディナー前の時間を楽しむ文化として、これから日本でも流行っていくかも?
アペロ向きのお店も増えてきてますし、今回ご紹介したご自宅でも簡単にできるレシピを活用して、アペロを楽しんでみてはいかがでしょうか。