2016/09/21
【秋のギャザリングレシピ第ニ弾】シェアが楽しい!秋の香りを楽しむ具だくさんパスタ
大皿に盛って皆でわいわい取り分けて楽しめるパスタは、ギャザリングメニューにぴったり。いろいろな味のパスタを、皆で少しずつシェアして楽しむのもいいですね。
特に秋はパスタに合う旬素材が盛りだくさんです。その中でも手軽で、秋らしさが光る秋鮭やキノコを使ったパスタレシピをご紹介。素材の栄養効果など、会話のネタにもなる簡単マメ知識も添えてお届けします。
鮮やかなサーモンピンクがテーブルを華やかに
【鮭ときのこのクリームパスタ】
秋鮭は低カロリー、低脂肪で、DHAもたっぷり含むヘルシー食材です。さらにビタミンDが豊富なので、カルシウムを含む乳製品と一緒に食べれば吸収率がアップ!健康美人が目指せます。
また、サーモンピンクがお皿を華やかにするので、ギャザリングの大皿料理にもピッタリです。
エリンギは食物繊維を多く含み、便秘解消はもちろん、腸のお掃除・デトックス効果が期待できます。さらに多く含まれるナイアシンは皮膚の健康維持を助ける栄養素という、うれしい食材です!
材料(4人分)
- 鮭(切り身) 2切れ
- しめじ 1パック
- エリンギ 1パック
- オリーブオイル 大さじ1/2
- 白ワイン 大さじ3
- スパゲティーニ 300g
- A
- 生クリーム 1カップ
- 牛乳1と1/2カップ
- 固形コンソメスープの素 1個
- 塩 適量
- こしょう 適量
- 粉チーズ 大さじ4
- イタリアンパセリ 適量
作り方
- 鮭は一口大に切って塩、こしょう、薄力粉各少々(分量外)を薄くまぶす。しめじは石づきを取り、小房に分ける。エリンギは石づきを取り、縦4~6等分に切り、長さを半分に切る。
- 大きめのなべにたっぷりと水をはり加熱する。 沸騰したら中火にして塩(分量外)を加え、スパゲティーニを扇状に広げて入れ、よく菜箸でかき混ぜる。スパゲティーニを表示時間通りにゆで、ざるにあげて水気を切る。ゆで汁50㏄をとっておく。
- 大きめのフライパンを熱し、オリーブ油をなじませて鮭を入れ、しめじ、エリンギをのせ、白ワインを加えてフタをして中火で加熱する。
- [3.]に蒸気が出たら、弱火にして3分煮込む。鮭を裏返してAと[2.]のスパゲティーニのゆで汁を加えて一煮立ちさせ、スパゲティーニと粉チーズを加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調える。
- 器に[4.]を盛り、イタリアンパセリを飾ってできあがり。
ハーブときのこの香りが食欲をそそる、皆大満足の一皿!
【手作りサルシッチャときのこのクリームソーススパゲティーニ】
しいたけの旬は、実は春と秋。春は身が締まってうまみがあり、秋は香りが抜群です。食物繊維やビタミンD、ビタミンB群が多く含まれ、紫外線に当てるだけで栄養価と香りがアップ。調理の前に1〜2時間干すだけもOKなので試してみて。秋の香りを皆で満喫できますよ。
しめじはオルニチンやビタミンB2が豊富。ビタミンB2は、肌の健康維持を助ける栄養素です。さらに、うまみ成分のアミノ酸も多いので、パスタの味をより引き立てる優秀選手なのです。
材料(4人分)
- サルシッチャ
- 豚ひき肉 300g
- にんにくみじん切り 10g
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 小さじ1
- 黒こしょう 少々
- セージ、ローズマリー 各1枝(枝から外し、みじん切りにする)
- クリームソース
- キノコ(しめじ、椎茸、舞茸等) 全部で200g位
- オリーブオイル大さじ2
- にんにく 2片
- 塩 2つまみ
- 白こしょう 少々
- ローズマリー 1枝
- 白ワイン 50cc
- 鶏のコンソメスープ 100cc
- 生クリーム 200cc
- パルミジャーノチーズ(粉) 適量
- バター 30g
- スパゲティーニ 320g
- 水 4リットル
- 塩 40g
- 盛り付け用
- 黒こしょう お好み
- ローズマリー2枝(飾り用)
- パルミジャーノチーズ(粉)お好みで
- パルミジャーノチーズ(スライス)お好みで
- キノコ(しめじ、椎茸、舞茸等)
作り方
【サルシッチャを作る】
- ボウルにサルシッチャの材料を入れて手でよく混ぜる。
- ハンバーグのように平たく形を整えて、ぴったりとラップをかぶせて最低2時間冷蔵庫で寝かせる。
【クリームソースを作る】
- キノコは石づきを取り、フードプロセッサーで荒めにかける。
- 大きめのフライパンにオリーブオイル、つぶしたにんにく、ローズマリーを入れ、中火でにんにくの香りが出るまで加熱する。
- [4.]に[2.]、キノコを入れ、塩こしょうをし、中火でじっくりソテーする。 [2.]はフォークやスパチュラで表面をつぶしながら肉がカリカリになるまで混 ぜて水分を飛ばす
- [5.]に白ワインを加え、アルコールを飛ばす。
- [6.]に生クリーム、鶏のコンソメスープを入れ、中火のまま焦げ付かないように20分程度煮る。後からスパゲティーを入れるので、ソースは少し水っぽいくらいがちょうどいい。
- 大きめのなべに水をはり加熱し、沸騰したら塩を加え、スパゲティーニを扇状に広げて入れる。スパゲティーニは袋の表示よりも1分短く茹でる。
- スパゲティーニをコランダーにあげ、[7.]に加えて弱火で1~2分和える。ここでクリームソースが煮詰まりすぎているようであれば、水を少し加える。スパゲティーニにソースを充分吸わせて、なじませるのがポイント。
- 火を止めて仕上げにバターとパルミジャーノチーズを加え混ぜ、皿に盛る。
- フライパンでソテーしたキノコ、パルミジャーノチーズ(粉)(スライス)、黒こしょうをお好みでかけ、ローズマリーの枝を飾ってできあがり。
意外なおいしさで盛り上がる! 佃煮の和風ユニークパスタに挑戦
【舞茸と生姜昆布の和風パスタ】
独特の香りが人気の舞茸。多くのキノコと同様に、ビタミンDや食物繊維など栄養が豊富です。そのなかでも多糖類であるβ-グルカンが豊富。舞茸は、さらに生活習慣病やダイエットの効果も期待でき、「見つけると舞い上がって喜ぶ」という名前の由来(諸説あり)にも納得です。
材料(2人分)
- スパゲティーニ200g
- オリーブオイル大さじ3
- 舞茸1パック
- こんぶの佃煮(今回はふじっ子煮のしじみ生姜こんぶを使用)1/2パック
- にんにく1片
- 青のり 適量
作り方
- 大きめのなべに水をはり加熱し、沸騰したら塩を加え、スパゲティーニを扇状に広げて入れる。スパゲティーニを表示時間通りにゆで、コランダーにあげておく。
- にんにくをみじん切りする。大きめのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ中火で熱し、にんにくの香りがしたら、舞茸を入れる。舞茸がしんなりとしたら火を消し、こんぶを混ぜる。
- パスタを[2.]に入れ、からめたらできあがり。お好みで青のりをふりかける。
※普通のこんぶの佃煮を使用する場合は、生姜1片を千切りし、ニンニクと一緒に入れてください
暑さが落ち着いてくるこれからの季節は、窓を開けたり、庭やバルコニーでオータム・ギャザリングを楽しむのもいいですね。
ソースを先に作っておけば、皆がそろってからパスタをゆでても、手早くできたてを楽しめます。気持ちいい風にあたりながらなら、食事も会話もさらに弾みそうです。
※お手持ちの調理器具によっては、本レシピ掲載のものから多少調理時間が前後する場合がございます。